こんにちは。つなりとです。
この記事では、5回目にしてやっと卵子1個を回収し挑んだ体外受精についてまとめました。
採卵できたことに驚きと喜びで舞い上がりそうになりましたが、「平常心」と何度も唱えて施術に挑みました。ようやく体外受精のスタート地点に立つことができました。
わたしが通っていたクリニックでの体外受精の流れを簡単にご紹介します。
体外受精の流れ
採卵スケジュールの記事でもご紹介しましたが、体外受精のスケジュールはこんな感じでした。
2022/3/11 | 金 | 採卵(回収1個) |
2022/3/13 | 日 | 新鮮胚移植 |
2022/3/26 | 土 | 妊娠判定(4w1d) |
採卵
採卵前後の注射や過ごし方
⚫︎前々日
卵子の成熟を促すため、自己注射
⚫︎当日
朝から絶飲食・鎮痛剤の服用
採卵時、鎮痛剤の服薬か麻酔(局所・静脈)を選びました。
初回は局所麻酔を選びましたが、私の感覚(採卵の痛み)では鎮痛剤で十分そうだったので、2回目以降は服薬にしました。
⚫︎採卵後
安静にし、当日は湯船をさけシャワー浴
受精卵の確認
移植日の朝、受精卵が移植ができるかどうか、クリニックに電話確認が必要でした。
(結果を聞くのが怖すぎて、夫に電話してもらいました。)
問題なく育っていたので、いよいよ移植です!
新鮮胚移植
採卵・受精した卵子をその周期で胚移植する方法。
(他に、別の周期で移植する凍結胚移植があります)
子宮内に移植用カテーテルを挿入し、胚を子宮腔内に移植する。
わたしは初期胚の移植をおこないました。
胚のグレードは「G3」でした。
受精卵を見た目で評価する(グレード1〜5)ことで、妊娠の見込みを予測する。
初期胚のグレードは5段階で、G1が最も良いグレードです。ちなみに移植できるのはG3までとされているので、ギリギリ移植可能な胚でした。
待機
移植から約2週間、判定日まで待機期間
待機期間の過ごし方
⚫︎鍼灸治療 2回
⚫︎エストラーナテープ(卵胞ホルモンを補充)
⚫︎プロゲスタン(黄体ホルモン剤)
妊娠率を高めるため、鍼灸治療やホルモンの補填をおこないました。
不妊治療体験記などでもよく見かけますが、このエストラーナテープがかなり曲者でした・・
2日に1回張り替えるのですが、とにかくかゆい!
冷やしたり処方してもらった軟膏を塗ったりしながらなんとか乗り切りました。
妊娠判定
ソワソワの判定日。
結果はなんと陽性・・!にわかには信じられませんでした。
この日は今後のステップなどの説明を受け、気もそぞろに帰宅しました。
わたしの場合は採卵があまりにも失敗続きだったので、嬉しさより驚きが勝りました。
そして実際に出産するまでずっとソワソワしていました。
次回以降、遺伝カウンセリングなど引き続き不妊クリニックでの体験をご紹介します。
超音波で確認しながら卵巣に針を刺し、成熟した卵子を取り出すこと。