不妊治療体験note #15_メンタルの保ち方

こんにちは。つなりとです。
この記事では、不妊治療中に実践したメンタルの保ち方についてまとめました。

4回目の採卵失敗でかなりのショックを受けた後、治療を続けるために試行錯誤をしました。その中でも有効だと思ったメンタルの保ち方を3つご紹介します。

メンタルの保ち方

不妊治療中はわたしの場合、治療結果にメンタルを激しく左右されました。仕事も家事も何もかも嫌になってしまった時期もあります。
コロナ禍も重なり、以前からの趣味だった海外旅行や音楽フェスで息抜きすることができなくなってしまったことも大きく影響していると思います。

そこで今回は「趣味で息抜き」以外でメンタルを保つ方法をご紹介します。

  • 夫婦のコミュニケーション
  • 相談窓口を活用する
  • 夢を考えてみる

夫婦のコミュニケーション

あえて言うまでもないかもしれませんが、夫婦のコミュニケーションは、不妊治療のメンタルを保つ上で凄く重要だと感じました。特に女性が大きなストレスを抱えてしまうシーンが多く、その時々で夫やパートナーの理解や共通認識を得ておく必要があります。

理解・共通認識

●現在、治療で何が大変なのか
●どんな心境なのか
●して欲しいこと
●して欲しくないこと
●治療の目的を再確認する
●今後の治療について(ステップアップ等)

わたし自身も不妊治療をいっそ辞めてしまおうと思ったことが何度もあります。そのたびに夫婦で話し合い、意識してコミュニケーションを取るように心がけていました。

夫の方が子どもを欲しがっていたこともあり、失敗するたびに「もう1回頑張ってみよう」と明るく声をかけてくれたことがとても心の支えになりました。

相談窓口を活用する

夫婦や家族、友人はもちろんですが、時には全くの他人に相談してみるのもおすすめです。また不妊治療クリニックでは診療時間が限られていて、なかなか自分の話にじっくり耳をかたむけてもらえる時間がないのではないでしょうか。

厚生省が行っている、医師や助産師さん等の不妊治療の専門家に相談できる窓口があります。

不妊専門相談センター

不妊に悩む夫婦に対し、医師・助産師等の専門家が相談や情報提供を行う事業。
全国の不妊専門相談センター(厚生省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000954166.pdf

─ 相談できる内容 ─
●医学的・専門的な相談
●不妊による心の悩み
●診療機関ごとの不妊治療の実施状況

「医師や専門家だとちょっと構えてしまうな」という方は、お住まいの市区町村のくらしやこころの相談窓口の活用もおすすめです。とても親身になって話を聞いてくださり、自分の中に溜まったモヤモヤをデトックスすることができて案外スッキリしました!

夢を考えてみる(人生設計)

この記事で特に伝えたいことはこれです。

不妊治療は、頑張れば必ず実を結ぶわけではないですよね。。なかには治療を辞めるという選択をする方もいらっしゃるかと思います。わたしも採卵失敗が続いたとき、もう辞めてしまおうと思いました。そこで「子どもを授かれなかった時は、こんな人生にしよう!」という夢をいくつか持つことで心の拠り所にしました。

●ねこを飼う
●海外や田舎など、複数拠点で生活する
●旅をしながら暮らす
●美術を学びに海外留学する

ねこが大好きなのですが、以前から夫に反対されていて、もし治療を続けても子どもができなかったら飼おうと決めました。他にも海外拠点や旅をしながら暮らす生活も憧れていたので(ねこは飼えませんが‥)複数拠点生活や、海外留学も結構真剣に考えました。

子どもを授かることができなくても、人生は続いていきます。たくさんの選択肢があれば、それだけ人生がわくわくすると思うのです。

不妊治療でメンタルが弱っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

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tsunari.Admin
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます!31歳からスタートした妊活•不妊治療体験を主につづっています。以前は海外旅行と音楽フェスが大好きだったのですが、コロナ禍と治療によりなかなか縁遠くなってしまいました。現在は育休中で、子育てに奮闘しています。