こんにちは。つなりとです。
この記事では、体外受精を受けた後の妊娠判定についてまとめました。
5回目の採卵成功で挑んだ体外受精で、妊娠陽性判定でした。回収卵は1個で、しかも体外受精できるギリギリのグレード。妊娠・出産は奇跡の連続と言いますが、まさに奇跡だと感じました。
妊娠判定
体外受精から約2週間後、不妊治療クリニックでhCG検査による値と、現在の週数や今後のスケジュールなどを説明されました。
- hCG検査
- 妊娠2ヶ月
- 妊娠3ヶ月
- 妊娠4ヶ月
hCG検査
妊娠を早期に確認できる検査で、採卵から16日前後におこなうようです。
実際にわたしも採卵日から15日めに検査してもらい、359.0という値でした。このhCGの値によって、妊娠が20週まで継続する可能性が目安としてわかるようです。
排卵後(採卵後)16日目のhCGの値と妊娠が20週まで継続する可能性(20週まで流産しない可能性)
⚫︎出典元:はらメディカルクリニック「STEP7:妊娠判定(早期妊娠診断とhCG値の関係)」
妊娠2ヶ月(4〜7週)
不妊治療クリニックにて、採血・超音波検査などで妊娠経過をフォローしてもらいます。
判定日は「妊娠4週1日」でした。
⚫︎流産
⚫︎子宮外妊娠
「妊娠の壁」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。
最初の壁が、妊娠4〜6週の「胎嚢確認」。5週め頃に胎嚢(赤ちゃんが入っている袋)が子宮内に確認できない場合は、流産もしくは子宮外妊娠の可能性が高いとのこと。
そして次は6週以降「心拍確認」の壁。
心拍確認前の流産率はおよそ15%(文献によって、数値は結構変わります・・)ですが、心拍確認後では数%まで下がるそうです。
12週までの流産は母体側の理由ではないそうですが、それでも心拍確認まではすごく慎重に過ごしていました。
妊娠3ヶ月(8〜11週)
不妊治療クリニックにて、採血・超音波検査などで妊娠経過をフォローしてもらいます。
⚫︎出生前検査の検討
⚫︎遺伝カウンセリングの受診
⚫︎11週頃がつわりのピーク
妊娠3ヶ月のTO DO
- 母子手帳を受け取る
- 紹介先の産科受診
- 妊娠初期血液検査
- 初期超音波胎児ドック(11-13週)
妊娠3ヶ月に遺伝カウンセリングを受け、出生前検査の種類や受診の有無を相談します。
カウンセリングや出生前検査については別の記事で詳しくご紹介します。
妊娠4ヶ月(12週〜)
不妊治療クリニック卒院!
以降は紹介先の病院で妊婦検診を受けます。
不妊治療クリニックでは、妊娠判定後5回、妊娠9週めまで経過をフォローしてもらいました。
赤ちゃんが順調に育ってくれることはとても嬉しかったのですが、お世話になった先生や凄くよくして頂いた鍼灸の先生に会えなくなるのは寂しくて少し複雑な心境でした。
hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)とは、妊娠中に産生されるホルモンのこと。