こんにちは。つなりとです。
この記事では、第一子出産までの不妊治療体験について、感じたことをまとめました。
もくじ
不妊治療で感じたこと
メンタルの記事でも触れましたが、不妊治療中は35年間の人生で一番落ち込みました。(これまでの人生が幸運だったともいえます。)
特に辛かったこと
- 努力ではどうにもならない
- 仕事との両立
不妊治療で一番辛いと感じる点は、努力したからといって結果がついて来ないところだと思います。これまで生きてきて勉強やスポーツなど、大抵頑張ればそれなりの成果を実感することができていましたが(あくまでも人並みです)、どんなに頑張っても報われないことがあるんだなと知りました。
それでも無駄な経験はないと思いたいし、引き出しを増やすことができたと言いたいです。そこで、不妊治療が糧になったと感じる点を3つあげてみました。
※感じ方には個人差がありますので、もちろん強要するものではありません。
夫婦の絆が深まった
治療中はとにかく夫婦で何度も話し合い、時にはぶつかりながらも妊娠という目標に向かって一緒にひた走りました。結婚してから基本的には楽しいことしかなかったので、はじめて辛い経験をともに乗り越えることで夫婦の絆が深まったと感じます。
親になる準備ができた
治療のため、遠方への旅行や高価なお買い物は出来なくなりました。また月1で通っていたヘアカラーやネイルも良くないと聞きやめました。それでも治療がうまくいかず、生活習慣を改め、食事改善と鍼灸治療での体質改善で、できる限りの努力をしました。振り返ってみると「不妊治療=親になる準備」だったなと思います。たとえ妊娠できていなかったとしても、30歳半ばでの本気の生活・体質改善は凄く有意義だったと感じます。
子どもを授かるありがたみ
子どもを授かって無事に産まれてきてくれることが、とてつもない奇跡で、それはもうありがたいことだと痛感することができました。頻回授乳や夜泣きで眠れず大変な毎日でも、辛い不妊治療の日々を思い出すと「あの時の辛さに比べれば可愛いものだ」と気持ちが楽になります。
記事まとめ
不妊治療と働き方
このブログでアクセスが多いのが、働き方に関する記事です。やはり不妊治療と仕事の両立で悩んでいる方はとても多いのだなと実感しています。
治療中のメンタルとお休み期間
不妊治療中のメンタルケアやお休み期間に関する記事についてもアクセスが多く、治療とメンタル面での悩みは切ってもきれないのだなと感じました。今後メンタルケアについても支援が広がることを願うばかりです。
不妊治療クリニックではなかなかじっくり話しを聞いてもらえない、という方への窓口があります。今凄く辛い思いをしている方はぜひ、相談してみてください。
2人めを望めるかどうか怪しいですが、今後不妊治療を再開次第、体験談を記事にしていきたいと思います。
不妊に悩む夫婦に対し、医師・助産師等の専門家が相談や情報提供を行う事業。
全国の不妊専門相談センター(厚生省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000954166.pdf