こんにちは。つなりとです。
この記事では、不妊治療と働き方・会社の制度についてまとめました。
あなたがお勤めの会社には、不妊治療をサポートする制度はありますか?
厚生省の調査では、働く人の34.7%が「仕事との両立ができなかった (または両立できない)」と回答しています。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf
不妊治療サポート制度
不妊治療をサポートする制度とは、具体的にこんな制度です。
私が当時勤務していた会社には、残念ながら不妊治療に特化したサポート制度はありませんでした。そこで、どんな制度が利用できるのか人事の方に確認してみました。
不妊治療に利用できる制度
・テレワーク
・フレックスタイム制
・有給休暇(半日単位で可)
・休職(病気扱い。上長、社長承認が必要)
・雇用契約の変更(正社員 → 契約社員/パート)
ざっと利用できる制度はこんな感じでした。
当時勤務していた会社には費用やメンタル面でのサポートが全くなかったため、今後そういった制度が導入されれば、仕事と治療を両立しやすいな〜と思います。
不妊治療サポート制度チェックリスト
会社制度を確認する際のチェックリストを作成しましたので、もしよろしければ参考にしてみてください。
不妊治療サポートが充実している企業
まだまだ制度が整っていない会社が多い中、一方で不妊治療サポートに積極的な、先進的な企業も増えていますよね!
【メルカリ】
⚫︎妊活支援(費用サポート)
高額な不妊治療費を会社が一部負担。
治療開始から10年間、所得制限や年齢、回数の制限なし。
【ピジョン】
⚫︎ライフ・デザイン休暇・休職
不妊治療や養子縁組を目的とした最大2年間の休暇・休職制度
さすが人気IT企業と、ベビー用品大手の企業です。
ちなみに、下記のサイトでは不妊治療休暇を取得できる企業がまとめられています!
不妊治療休暇が取れる企業一覧
Clarity(運営企業:株式会社Clarity)
不妊治療サポートに積極的な企業がさらに増えて、治療と仕事の両立ができる社会になることを願うばかりです。
⚫︎不妊治療に利用可能な休暇制度・休職制度
(不妊治療に特定または多目的)
⚫︎半日単位・時間単位の年次有給休暇制度
⚫︎失効年次有給休暇の積立制度
⚫︎所定外労働を制限する制度
⚫︎時差出勤制度
⚫︎短時間勤務制度
⚫︎フレックスタイム制
⚫︎テレワーク
⚫︎不妊治療に係る費用の助成制度
⚫︎その他不妊治療に関する支援制度
(厚生省「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」より)